続こんぶの日記 KOMBU's diary from Sydney

強いひとびと

2009年11月22日(日)

男性は、お産の痛みに耐えられないというのは、よく知られた話だ。女性は強い、というのは世界の共通語かもしれない。オーストラリアは、特に公職に就いている女性も多く、オーストラリアに住む女性、または女性性を併せ持つ人たちは強いなあ、と思わされる場面に出くわす。

バンコクの夫のおかあさんの具合が、いよいよ良くないということで、1週間前にバンコクに向かった夫を追いかけるように、シドニー在住の夫のおにいさんとともに、バンコクに飛んだ。

空港の出国管理では、携帯電話を使っていた女性に対して、女性警官が、「ここは携帯電話使用禁止、罰金です」と詰め寄っていた。荷物のX線検査では、列を並ばない柄の悪い白人男性に、女性係員が、「あんた、列を並ばないで、並んでいる人に失礼でしょう、あやまりなさい!」と大きな声で怒っていた。こういった女性たちは、毅然とした態度で公務を執行しており、PMSでいらいらしているといった感じでは全くない。

飛行機に搭乗し、離陸後も、前の座席に座った人が、窓を開けていた。紫外線がたっぷりの日差しが、後ろの私たちの席まで差し込んで来て、眠るに眠れない私とおにいさん。おにいさんは、毅然とした態度で、「窓を閉めてくれませんか?私たち眠りたいのだけれど。」と窓の外の風景を楽しんでいた白人女性に言い切った。

女性が、「初めての海外旅行だから、外が見たくて。」と言い返すと、おにいさんは、「初めてなら教えてあげるわ。フライト中は、窓を閉めるのが常識なの。ほら、窓を開けているのはあなただけでしょ、他の人を見てみなさい。ふんっ。」と締めくくった。女性は、おにいさんに言い返す言葉もなかったようで、音を立てて、大げさに窓を閉めた。

バンコクに着いた私たちは、早速病院のおかあさんに会いにいった。ここでも、ひとりの女性が最後の力を振り絞って、静かに病気と闘っていた。
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by gonzalesK | 2009-11-24 01:38 | Life in Bangkok

シドニーの青い空と広い海のふもとで繰り広げられる日常をこんぶ風味でお伝えします
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