続こんぶの日記 KOMBU's diary from Sydney

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Beds are burning -ベッドが燃える

2010年1月25日(月)

新学期の英語クラスが始まって、あっという間に4週間目に入った。今回のクラスメイトは、3割くらいが中国からの移民、あとはイラク、イラン、ロシア、ビルマ、ベトナム、マレーシア、ハンガリー、フランス、ルワンダ、ペルーからと多文化である。先生は、クラスでUnited Nation(国連)ができるねと笑っていた。

今週のトピックは、environment- 環境。それぞれの出身地の環境問題について、グループで話しあっていたときのこと。中国から来たリーさんが、「中国では、dust storm (砂嵐)がとても深刻な問題です。」と話した。私が、「そうですよね、中国から黄色い砂が飛んで来て、日本でも問題になっていました。」とついでに述べた。リーさんは、「それはね、日本人は今はウールではなくて、カシミアが好きでしょ?中国では、日本の需要を受けて、カシミア羊がたくさん育てられるようになっています。その羊たちが、草を全部食べてしまい、土地が砂漠化して黄色い砂となるのですよ。」とにっこりと答えてくれた。

私は、リーさんの話を聞いて、「I see...そうですかあ。」という間の抜けた返事しかすることができなかった。確かに、ユニ○ロのホームページなどをのぞいていても、いつからこんなにカシミアが身近になったのかなと思うような商品が、ぞくぞくとでている。日本側としては、良質で安価なカシミアを中国から輸入すると、もれなくおまけに黄砂もついてくると言う訳だ。何とも理にかなった話だと思う。

私は日本にいたときは、「中国からの黄色い砂いやだなあ。」と思っていたが、中国の人にとってみれば、「日本人がカシミアを買いたたくから、こんなことになって。」と砂漠化によって、農業や生活に打撃を受けている人もたくさんいるのだろう。私たちの消費する安価で良質な製品は、こうした人々の犠牲の上に成り立っているのだろうなと改めて思った。

クラスの最後に、陽気なマーク先生が、You tubeでMidnight oil の"Beds are burning" という歌のビデオを見せてくれた。これは、シドニーオリンピックの頃にオーストラリアで流行った歌だが、昨年のコペンハーゲン環境サミット、climate justiceキャンペーンのためにできたビデオクリップらしい 。Midnight oil は、オーストラリアのバンドで、今の環境大臣が元メンバーだ。この大臣は、環境保護活動家で有名だったのに、昨年はオーストラリアのウラン鉱山に新たに発掘許可を与えたことで、「身を売った」とマスコミでたたかれていた。オーストラリアには、原発はないが、鉱山資源としてウランがたくさんあるので、いつもその利用方法について議論になるらしい。

歌はかっこよかった。みんなで歌おう!と一番張り切って歌っていたのは、もちろんマークだった。

Beds are burning - Midnight oil

Down at the river bed
The earth is cracked and dry and dead
Fountains failing sitting baking
Steam in forty-five degrees

The time has come to take a stand
It's for the earth, it's for our land
The time has come
A fact's fact
The heat is on
No turning back
How can we dance when our earth is turning
How do we sleep while our beds are burning ?

Every hope to find a cure
From Beijing west to Timbuktu
The global village lives and breath in forty-five degrees


http://www.youtube.com/watch?v=aBTZOg6l6cA

(最初にはアナン元国連事務局長が、最後の方には東京らしき光景もでてきます)
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by gonzalesK | 2010-01-27 19:59 | Life in Sydney

あけましておめでとうございます


2010年も素敵な年になりますように
世界が少しでも平和になりますように


少しでもお正月らしくということで、何とか材料を調達し、お雑煮を作った。とってもおいしかったのだけれでも、暑くてふーふー言いながら、夫と食べた。お雑煮は、冬に食べる物なのだなと改めて思った。あたたかいおもちを飲み込むと、胃のあたりが、ふわっとあったまる。というか、シドニーは夏なので暑い!今度は、8月くらいにお雑煮を作ってみようと思った。

食物自給率が230%というオーストラリア(2008年)、だいたいの食材は揃う。今は、おいしいスイカやマンゴー、パパイヤも店頭に出回って、やはり北の方は熱帯なのねと思わされる。シドニーに暮らして約1年、豆腐はここのコリアンショップ、薄切りの牛肉はここ、豚肉はここのチャイニーズショップ、魚はフィッシュマーケットが一番、油揚げはここ、、、と、どこで何を買ったらいいのか大体わかって来て、買い物が楽しくなって来ている。

除夜の鐘が聞きたいなとか、神社にお参りに行きたいなと思っても、ここにはない。いくら渇望しても、ないものは仕方がない。そこで、ボンダイビーチに行って来た。心が洗われるという意味では、神社もビーチも同じような気がする。裸足で砂浜を歩くと、人間ていうのは、水の中からやってきた小さな存在だなと思う。海の水は、南極の方からやってくるので、ひんやりとする。それでも子どもたちは、きゃーきゃーと遊んでいる。子どもが水を好きなのは、ついこのあいだまでその中にいて、いつの日か、そこにかえっていくことを知っているからだろうと思う。

シドニーのビーチは、青くて透明できれい。シドニーの空の色は、ころころ変わるから、海の色もどんどん変わる。サメがよってくるのも無理はない。


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by gonzalesK | 2010-01-03 15:17 | Life in Sydney

シドニーの青い空と広い海のふもとで繰り広げられる日常をこんぶ風味でお伝えします
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